フジゲンのウクレレ、TUS-TCの弦交換。
今回は今張ってあるダダリオのEJ-53CからカマカのKAMAKA S-1(スタンダードウクレレ&コンサートウクレレ)に張り替えてみました。どちらもブラックナイロン弦です。(ちなみに工場出荷時の初期弦はワース弦です。)
こいつですね。STANDARD & CONCERTと書いていますが、ここでいうスタンダードはソプラノサイズのようです。つまりソプラノとコンサート兼用ですね。
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ゲージはこんな感じ。
4弦→2弦の順番に
G…0.280
C…0.403
E…0.322
A…0.280
ちなみにダダリオは4弦から順に、0.26、0.32、0.36、0.28なので、カマカのほうが太めです。というか、他メーカーの弦についてもソプラノとスタンダード兼用弦は割と太めのことが多いですね。前にどこかのウクレレ屋さんに聞いたら、スケースが短いウクレレのほうが同じチューニングにするときに太さが必要になるからなんだそうです。
各弦にはシールが張ってあるため、間違えにくいです。というか、このカマカ弦は最も間違えやすい1弦と4弦が全く同じ弦ですからね。ちなみにフジゲンのウクレレはブリッジ穴に弦を通して結ぶタイプですが、ちゃんと穴に通りました。
お持ちのウクレレが引っかけるタイプのブリッジの場合は、もしかしたらきついものもあるかもしれません。
カマカ弦に張り替えてみての感想
あくまでフジゲンのハワイアンコア単板ウクレレにダダリオのEJ53Cと比較した場合の、個人的な感想程度に聞いてほしいですが、カマカ弦のほうが低音がきれいに出るようになったように感じます。これは素材の質というよりはダダリオよりカマカのほうが太さがあるため安定した低音が出ているのではないかと推察します。4~1弦全体でとらえると、その分音に深みが出たような。
ただダダリオの軽やかな音も悪くないので、ここは好みやウクレレとの相性で選択するのが良いかなと思います。
ちなみにカマカ弦のほうが少しツルツルした表面をしています。ダダリオは少しマットな感じだったので、指のタッチ感が最初は気になっていましたが、弾いているうちに慣れてきたので、個人的には問題なし。
あとどのナイロン弦にも言えますが、張替え直後と1週間後とでは音やテンション感が変わりますので、張替後の判断は少しおいてからしたほうが良いです。
皆様のウクレレライフの参考になれば幸いです。
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